徳なき経営者よ、アップデートせよ!: 求められる「徳を宿すリーダー」への進化(ペーパーバック版)

ペーパーバック版
価格 : 1540円(税込み)
発行元 : JTBA出版
発行日 : 2017/7/1

この本は、時代の転換点に立つ中小、中堅企業の経営者のあなたに向けて書きました。

組織は動いている。
利益も出ている。
だが、なぜか心から満たされない。
チームに熱がない。
社員が目を輝かせない。
社会にとっての意味を、自分の会社が果たせているか自信がない。

そんな漠然とした“違和感”を抱えながらも、解決策が見つからず、ただ日々の業務に追われていないでしょうか。

経済は成長した。だが、心は貧しくなった。

物は溢れ、便利さは極まり、選択肢は無限に広がっている。
それなのに、多くの人が心に「空洞」を抱えて生きている時代。

自殺率の上昇、孤独の蔓延、若者の“生きる意味の喪失”――
これらは個人の問題ではありません。
それを許してきた社会構造と経済活動の責任でもあるのです。

そしてその最前線に立ち、影響力を持つのが、「企業」であり「経営者」なのです。

誰のための経営か?

あなたは、誰のために会社を経営していますか?

株主のためか。社員のためか。家族のためか。
あるいは、社会の未来のためか。

この問いを、誰かに問われるのではなく、自分自身に問う時代が来ています。

従来のような「経済合理性」だけに軸を置いた経営では、もはや社員も顧客も共感しない。
人間的合理性――つまり“徳”に根ざした経営こそが、これからの社会と企業を導く羅針盤になるのです。

どのような経営者に読んでほしいのか

この本は、次のような課題を持つ経営者にこそ読んでほしい一冊です。
組織の成果は出ているが、社員が育たない。辞めていく。
現場の空気が重く、挑戦が生まれない。
社会貢献や理念を語るものの、どこか空虚に感じている。
経営判断において「これでよいのか」と迷う場面が増えた。
自分自身、かつて抱いていた“経営の理想”を忘れかけている。
社内にステルス退職が蔓延している。
つまり、「このままではいけない」と、気づきかけている経営者へ向けて書かれた本です。

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